2007年03月08日

木工旋盤のキャッチ

木工旋盤を扱っていて比較的頻繁に起こってヒヤヒヤするのがキャッチ。
不慣れなことも原因だと思いますが、出来るだけ避けたいものです。
バロックギターやリュートなどの小さい部材では、キャッチの衝撃で加工材が割れて
飛ぶこともしばしば。それもかなりの勢いがあります。(障子は軽く貫通しますし、
尖った面からぶつかれば襖にも穴が空きます)決して侮れません。
(別に小さな材だけでなく、お椀とか壺とか、そういう大きいモノでも普通に飛ぶらしいですが・・・)

lathe_byte.jpg

私の場合は、先ず、旋盤を枠で囲ってしまい、キャッチが起こって材が破砕しても飛んで
行かない様にカバーを取り付けています。旋盤正面には1mm程度のアクリル板を設置して
いるので加工者の方にも飛んでくることはありません。

後は刃物の選択。
通常はある程度の成形は丸凹面を持つガウジで行いますが、半径の小さい凹面や凸面が
他の曲線と交わる部位はキャッチが発生し易いので、成形を行う段階から両剣状の
バイトを使うことにしています。(写真参照)

このバイトは安く売られている8本組や旋盤付属のバイトには同梱されておらず、
3本組4000円弱のセット(まあ、これも安売り品に変わりないのですが・・・)
で入手することが可能です。(勿論、専門店を探せばあると思いますが、木工旋盤
導入当初に街のHCで求め、そのまま使えているので、新たに探してはいません)。

広い面を均一に作るのには適しませんが、曲面の仕上げはこれだけでかなり綺麗に
仕上げることが出来るのでお勧めです。材と接する面積が小さいのでキャッチの
発生率も下がります。

本記事は「Re:Woodworking」フォレストさんの記事へのトラックバックです。


posted by 三野@THIRD FIELD at 07:06 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 工具
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。

これですよこれ!ウチのもこの3本組みです。で、一番右側のヤツ。これで凸面を削ると、ある角度で確実にキャッチを食らいます。但し、うまく行くとサンディングの番手を一つ省略できるくらい滑らかに仕上がるので(特に軟らかい針葉樹)、何とか使いこなせないか、試行錯誤しているところなのです。

このセットは、値段の割には一応ハイスだしそこそこ切れると思うので、付属の8本セットよりは重宝しています。

左側の「平」は、購入時点よりもかなり鈍角に60℃くらいに研いで、スクレーパー的に使っています。逆に真ん中の「剣先」は私の中ではイマイチ出番ないです。
Posted by フォレスト at 2007年03月08日 22:04
フォレストさん、早速のコメントありがとうございます。
この3本、やはり比較的良いですよね。昨年、数に釣られて8本組を買いましたが
結局使い物になりまりませんでした。まだ自分で刃物を作ることはしていませんが、
スクレーパーの様に出来るのですね。

私の場合は、小さなものの加工が多いので「剣先」の方が使い易いんです。
特にペグのつまみ部分は直径が12mm〜14mm程度なので、下手に先が
平たいと際までアプローチできないんです。「剣先」を使うときも、本当の
先を使うだけでなく、稜線(!?)の部分を使ったりしています。

http://www.thirdfield.gr.jp/workshop/_foto/workshop05.jpg
http://www.thirdfield.gr.jp/workshop/_foto/workshop06.jpg

ここで木工旋盤を新調したので、5月の展示会が終わったら端材を使って
いろいろと小物を作ろうかと妄想(笑)しています。
Posted by 三野@THIRD FIELD at 2007年03月08日 22:32
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